異常産卵
06.9/24 & 11/9
色んな物を付け過ぎた為それぞれが干渉し合い音が細くなってしまった。
ここでやっと異常者にもピックアップセレクターという概念が生まれる事になった(それまではVOLのみ)。
で、結局ハーフトーンとか色々選択肢が多過ぎてギター用のでは駄目だ!と言う事で、自分で選択出来るようにした。
Fに赤いボタンが卵のようで気持ち悪い!と言われた。
スペースが無いのでムリヤリ押し込んだせいだろうか…
これで音がまた太くなった。ボタンも意外に使いやすかった。
ちなみにこのボタンは今後ミシンにも付く事になる。どうやら気に入ってしまったらしい…
この改造は記憶では9/24のライヴ前に行ったと思う。
話は11/9のライヴへと飛ぶ。負塊2度目の都内でのライヴだ。
この日はU不在の3ピース。ベース&ボーカル、異常者&ミシン、ドラムだ。
今回はドラムがいるのでミシンはSEとして使う。だから異常者との同時演奏も可能だ。
前回はハンドルで衝撃を与えた都内だが、今回は初ミシンである。
異常者はまだ弦楽器であるが、ミシンはどうなのだろう?PAへの書類に「使用機材:ミシン」と書いていいのだろうか?
他に書く事が無いのでミシンと書いたが。そしてリハーサル…
PA「はい、じゃあ次はミシンの音を下さい。」
普通に対応している!!確かに書類にもミシンって書いてあるし、あからさまに中央にミシンが置いてあるのでミシン以外に言いようが無い。
この日は3ピースなので見た目のバランス的に上手→私、下手→N、そして中央にミシンを置く事にしたのだ。
前回、ハンドルについてスタッフからツッコミはあったものの、そこまで盛り上がりもみせず淡々と終わった都内ライヴであったが、今回は違った。
ミシン!?
ハンドル!?
蛇口!!?
都内をパニックにさせる事が出来た。どれか1つでもオカシな物が3つ揃ってしまったのだから。
今後これを三種の神器と呼ぶ事にしよう。ライヴは異様な盛り上がりをみせた。
対バン相手やスタッフの方々からハンドルや蛇口の事を色々聞かれ、凄く楽しい1日だった。
前回と違い、みんな前に来てくれた。
こうしてライヴは大盛況のうちに幕を閉じた。
裏エピソードについては次回話す事にしよう…
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