Y-LINK


Y-LINKは、自作電子楽器界の雄「米本実」先生が提唱している抵抗入出力の共通方式です。
元となった方法は米本先生の友人の小森一男さんが考案したそうで、それで自作楽器同士をつなごうと米本先生が提唱しました。

自作楽器同士をつなぐなんて考えた事もありませんでした。その発想に感激した私は、
 名前は「Y-LINK」って事でどうですか?
 ロゴはこれでどうでしょう?
と、勝手に規格書を作って米本先生にメールしたのでした(そして採用されました)。

私自身、自作楽器をやっていて思う事は「孤独」なんですよ。
仲間と馬鹿やってるうちにできた自作楽器でしたが、エスカレートしていくうちに
どんどん孤高の人というレッテルが貼られ、最初のうちは「弾きたい!」と言っていた仲間が、だんだん「俺には無理だ…」とか、
「壊しちゃ悪いから…」と遠ざかっていく。ライヴで披露して感心してもらうのは嬉しいのだけど、「一緒にやろうぜ!」というのが無い。
もっと、じゃあギター辞めて俺がミシン弾くよ。とか、
スティック忘れたからノコギリ貸してよ。とか、そういうのが無い。

まぁ、Y-LINKを搭載したからといって、そうはならないのですが、それでも少し距離が縮まる感じがします。
例えばシャウトN村のポットと私のミシンをつなぐとか、臼とノコギリをつなぐとか。見てみたいでしょ?
ってか見たい。これはそんなロマンあふれる規格なんです。

興味が湧いた方は公式ページをご覧下さい。
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