潮干狩りU

07.4/23
潮干狩りは過酷ではあったが、収穫はやはり嬉しい物だ。
私は色々と作る事が好きだ。曲であったり楽器であったりするが、料理も例外では無い。
ライヴの日以外は毎日自炊している。まぁ、未婚なので当たり前といえば当たり前だが。洗濯もするし。
なので今日はアサリの改造を公開する事にしよう。

まずは基本の砂吐き。大きいボールにザルを乗せて、そこにアサリを敷く。沢山取れた場合は何個か用意する。
アサリを重ね過ぎると下の貝が砂をまた吸うので意味が無い。
4時間位で吐くと言うが、4時間では完璧ではないだろう。たまに「ガリッ」ってなるのが嫌な人は3回位水を変えて1日。

水はもちろん海水だ。水道水では死に至る。潮干狩りに行った時についでに5リットル位汲んでこよう。
海岸で無料で汲めるようにしている所が多い。

水道水を使う場合は金魚の水交換と同じ要領で塩素を抜く(2時間放置)。
そこに塩を入れて海水と同じ位のしょっぱさにする。

砂吐きの海水を変える時にアサリを閉じさせ、ゴリゴリともみ洗いすると良い。
そのままでは貝殻が生臭い。激しく洗ってもアサリは死なないから良く洗おう。
調理直前にアサリを閉じさせ水道水でザーっと洗うとより効果的だ。


いや、お前、出過ぎだろ…


吐いた、吐いた。

調理する前に死んだアサリを弾こう。ニオイで分かる。アサリは傷みやすいので気をつけよう!
死んだアサリは貝毒の怖れがあるので食べない事!調理後、口が開かないアサリも食べない。

500gと少ない量ではあるが、どうにかアサリを満喫したい。なのでアサリを大・中・小と分け、別々の料理をする事にした。
まず中サイズをアサリご飯にする事にした。手順は
@アサリを茹でる
A茹で汁はそのままにアサリを取り出し貝殻と身に分解する
B身を茹で汁に戻し、醤油・みりんで味を付ける
C米と一緒に炊く
こんな感じだ。@はアサリが口を開いたらすぐに上げよう。


アサリの分解はこのような貝剥き器があると便利だ。



次に小さいアサリをアサリ汁にした。
特に注意点は無いと思う。沸騰したお湯にアサリを入れ、口が開いたら火を止めて味を付ける。今回は醤油・みりんにした。

そして最後に大きいアサリをアサリ蒸しにする事にした。
アサリの酒蒸しが有名だが、今回はノンアルコールで。土鍋にアサリを入れ、蓋をして火にかけるだけ。味は付けない!
アサリの味が一番わかる贅沢料理ですな。この場合、砂吐きや洗いをしっかりしていないと生臭い(その為の酒蒸しか)。
5分位火にかけて蓋を取らずに放置しておけばイイ感じになります。火にかけ過ぎるとアサリが硬く小さくなってしまう。
あと冷めないうちに食べる事!


じゅるり…


今日はアサリ三昧だ〜(アサリに気を取られて鯛焦がしちゃった…)

書いててなんか腹減ってきた…

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