潮干狩りT

07.4/21
ある日、車を運転していたらレディオで潮干狩りの情報が流れたんだ。
週末の土曜日がお勧めって事だった。それを聞いた私は子供の頃の懐かしい思い出が蘇り急激に潮干狩りがしたくなったんだ。
さっそく「異常奏者と行く 潮干狩りツアー2007」と題してポスターを作りCLOVEに持っていった。

半ば強制的にみんなを誘い、前日に最後の押しを兼ねてみんなでうどんZに行ったんだ(前回参照)。
翌日8時にCLOVEに集合という事になって解散した。そして翌日…


CLOVEの前にある時計

天気も良好。やや風が強いが潮干狩り日和である。まだ誰も来ていない。メールを送り待つこと30分。

・・・・・

寝坊したら置いて行くとは言ったが、寝坊しなかったのが1人の場合の事を考えていなかった。
実は嫌われていた事を知り、独り潮干狩りに向かう事にしたのだった…

途中ダイソーに寄り、潮干狩りグッズを購入。そして潮干狩り会場へと到着した。


誰もイネェ!!

実は海岸は物凄い強風で潮干狩りどころではなかったのだ。イメトレとのギャップに戸惑う俺。
貸切状態と化した潮干狩り会場。かろうじて残っていた受付の人に「出来るだけ奥で取って下さい」と言われたので強風の中必死に進むが、500m位の所でリタイア(干潟は1km位先まで続いてる)。
呼吸が出来ないほど風が強いのである。気を抜くと荷物が飛ばされてしまう。仕方なくその辺で漁る事にした。


ルックスに一目惚れし「これだ!」と思いダイソーで買った熊手だったが、全く掘れず
公園の砂場と干潟の砂では重みが違う。手で掘る事になった。

1時間半ほど粘ったが、あまりの寒さに震えがきたので敢え無く終了。
潮干狩りってこんなに孤独で辛いものだったのか?イメージではみんなとワイワイ、収穫に満足感。という微笑ましいものだったのだが…
これでは肉体労働だ。


取っていい上限は2kgまで。帰り際の計量を少し楽しみにしていたのだが、俺の網を見た途端、おじさんが大きな声で
「逝ってよし!!」と言った…色んな意味でたましいが抜けた瞬間だった。
うちに帰って量った所、500gしか無かった…

色々悔しい思いをしたので、来月再度潮干狩りに挑戦する決意をしたのでした…

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