語源

06.9/12
ライヴでUはミシンを使いこなせていなかった。本人も嘆いていた。
ここはやはりミシンの可能性を調べつつ、私の想定する演奏方法を示唆しなければなるまい。

当初ミシンはリズムマシンとしての発想だった。しかし実際改造してみると音程も取れる事が解りメロディ楽器として使えると思ったのだ。
そこでやはり、やる事にした。音源の制作である。

結論から言おう。ミシンはリズム楽器だった。音程は出るもののメロディを弾くのはかなり厳しい。また倍音が多すぎて音程が解りにくいのだ。
音程用に付けたピエゾは正解だったと思うが、メロディを弾くのには向かない事が解った。

音源が出来てタイトルだが、もちろんハウ・トゥ・ミシンにするつもりだった。
さっそくミシンのスペルを調べてみると…
ない。こっちにもない。ミシンという英語は無かったのだ。かと言ってイタリア語などでもなく、実はミシンという言葉は日本語で、英語のSewing Machineが略された物だと言うのだ。

ソーイング・マシン…ソーインマシン…ソーインマン…ソーマン…ソマン・・・・・ミシン!って
んなわけねぇだろ!
だいたい「ミ」って発音がどこにもないじゃないですか!マシンが訛ったものとしか考えられません。ソーイングの部分はどこに行ってしまったのか・・・

How to sewing machineでもいいですが、やはり「ミシン」という言葉の衝撃には勝てません(語源も衝撃的でしたが)。
そこでミシンという英単語をムリヤリ作りました。色々考えましたが「missin」にしました。

*12.8.16 追記*
本屋さんで驚く物を発見しました!これです。

最初、ミシンって本があると思って目についたのですが、次の瞬間その目を疑いました。

最後にアポストロフィーが付いてますが、それ以外は一緒です。
しかも更に驚く事にこの話、音楽が舞台です!
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