気付かれざる者
僕は主人公にならなくていい
僕は見えなくていい
誰も気付かなくていい
存在を信じなくていい
存在を否定されてもいい
僕は色であり
僕は温度であり
僕は感情であり
僕は心であり
僕は時間であり
僕は空間であり
僕はリアリティであり
僕は幻想であり
形もなく
触れることもできず
言葉にもできない
そんな主人公を包むなにかになりたい
戻る
Home
© 2006 異常奏者