詩

原罪

時間を追うごとに罪が深くなる
子供の頃芽を出した罪は　今では大樹となった
既に背負い切れない大きさとなって
私のみならず周囲の人々も苦しめている

子供の頃大人たちはいつも口を揃えてこう言った

「人様の迷惑にならないように生きなさい」

今になってこの言葉の意味がわかる
私という存在が人様の迷惑

時間を追うごとに罪が深くなる

「人様の迷惑にならないように早く死になさい」

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