MISYN ver.6.2

音を縫う楽器、その名はミシン
MISSIN?いいえ、MISYNです!

いつかやると思っていたが、まぁ、カンの鋭い方ならわかっているでしょう。
ミシンにシンセサイザーを内臓した。

もちろん、ただ内臓したわけではない。それではミシンの意味が無い。
ミシンと同期している。

VCAとかVCFとか難しい話は今度にしよう。わかり易く言うと、
針の動きに合わせてシンセがウニョるのだ。下に動画を載せたので後で見てほしい。



この笛のような自作鍵盤によりメロディを弾く事も出来る。
まさかここまでやってしまうとは自分でも思っていなかった。
この自作鍵盤はY-LINKに準拠している。



本当はMIDIを付けようと思っていたんだけど、あまりMIDI付けても面白くなさそうなので。
というのも、ミシンをサンプラーに取り込んで曲を作ってる人って既にいるし、
そんな中で私のアイデンティティと言えばミシンを持って弾く事ぐらいなモンかなと。
だからポリシーとしてミシンを持って弾く方向に開発していこうと思ったわけです。

最初、他の機器と「同期」させる為にMIDIを付けようとしていたんですが、「持って弾く」のに同期はいらないかな、と思いまして。
一応試しにミシンとMIDI機器を同期させるソフトを作ったので今後やるかも知れません。


あ、重要な事を言い忘れてました。
ここまで改造してきたミシン、これじゃもう楽器としてしか使えないと思われそうですが、
ちゃんと縫い物が出来ます。
それどころか、改造により定期的にメンテナンスしてたりフットペダルが付いたりしているので
むしろ改造前より性能が上がっています。
縫う事が出来なければ、もうそれはミシンとは呼べない。それがミシンとして最低限必要な事だと考えています。
なので今後縫いながら演奏、ライヴ終了後には服が出来てる。みたいな事もやるかも知れません。
(本当は針が付くと怖いのでやりたくないが、周りからのオファーが非常に多いので)

2007.12/30 やっちゃいました。
ミシンを演奏しながら服を縫い、できた服をモデルに着せるというリアルタイムファッションショーをやりました。
まさに音楽とファッションの融合!またひとつ伝説を残してしまいました。
その時の映像はニコニコ動画に上げましたので、ご覧下さい。
真冬の寒い中、風邪気味なのにやってくれたモデルさんには、この場を借りてお礼を言いたいと思います。
君がいなければこの奇跡はおきなかったであろう!ありがとう。


開発履歴:
 Ver.6.0 プリアンプ内臓・シンセ内臓・AUXは取り外した。

** Sound **
01.demo


** Movie **
MISYNと学研「大人の科学」の付録SX-150を繋いでみました。
もちろんSX-150が無くてもMISYN内部のシンセにより音が出ます。

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